ロジクールはマイクブランドBlueの最新フラッグシップモデル『Yeti X』が2021年2月18日に発売を発表。
Yeti Xは実況やライブ配信などで以前より大人気のYetiシリーズ最新作。
Yetiの上位モデルになります。
専用ソフト「G HUB」でLEDカスタマイズやリアルタイムボイスエフェクト「Blue VO!CE」など音質カスタマイズも可能なったことで、まさに実況者は喉から手が出るくらい欲しい製品間違いなしです!
なんと、今回ロジクール様よりご提供いただきましたので早速開封と音質などを確かめてみたいと思います!
特徴
- USBで接続可能
- 高品質コンデンサーマイク
- 4カプセル・コンデンサーアレー
- ビットレート24bitに
- 「Blue VO!CE」搭載
「Yeti X」はYetiの3コンデンサーカプセルより多く4つのコンデンサーカプセルを搭載。正確な集音が可能になり、さらに明瞭な音質へと生まれ変わりました!
ビットレートもYetiの16bitから24bitになり、音声の強弱がよりくっきり。
リアルタイムにエフェクトがかけられる Blue VO!CEも嬉しい機能です!
開封
では早速みていきましょう!
パッケージ
パッケージから高級感が伝わってきます!
箱の中はクッションで厳重に収納されていました。
本体の洗練された光沢とマットな部分にマイクを取り出す手もどこかいつも以上に慎重になっている自分がいました!
内容物
- Yeti X 本体
- USBケーブル
- クイックスタートガイド
- 保証書類
同梱物は結構シンプル。
クイックスタートでほとんどの使い方はわかるようになっています!
ちなみに、もっと詳しい取り扱い説明書が見たい場合は公式ホームページから詳しい取扱説明書を閲覧することもできます。

前面
前面からのYeti X!このフォルムが僕は好きです!
真ん中にあるつまみは「マルチファンクション スマートノブ」といってここでミュートやゲイン、ヘッドホン出力などを一括して調整することができます。(※USB接続で光ります)

背面
背面のつまみは「指向性パターンセレクター」といって、指向性を4つから選択することが可能。選択可能な指向性は以下
- 単一指向性
- 無指向性
- 双指向性
- ステレオ
この4つはYetiの時と同じですね!
ロゴは前面とスタンドで計2カ所!
ロゴとマイク部分が光沢があり、本体部分はマットなブラックになっていて、精密機械感というか高級感が増してます!
スタンドの下部も光沢ある仕上がりに!
底面には「USB差込口(USB 1.1、USB 2、およびUSB 3対応)」と「3.5mmヘッドホンジャック」そしてマイクスタンドなどに取り付けできる「5/8インチネジ」があります。


音を拾うマイク部分が「Yeti」と比べるとシュッとしています!
マルチファンクション スマートノブ

通常時

ミュート

ヘッドフォン出力の音量調整

ブレンドバランス
最も優れた機能ともいえる「マルチファンクション スマートノブ」はLEDでボイスレベルが把握でき、視認性が格段に向上しました。
ノブを短く1回押すと、ミュート。もう一回押すとミュート解除。
ノブを1秒間押し続けるたびに、「ヘッドフォン出力の音量調整」「ブレンドモード」「通常モード」と切替わります!
背面には指向性パターンの変更ができるノブがついています。
ちなみに背面と前面ノブのLEDカラーもG HUBでカスタマイズ可能なので自分の好みの配色にするものありです!
マイクアーム取付
さて、マイクアームへ取付方ですが、スタンドの左右にあるネジを外してつけるだけなので超簡単です!
スタンドから外した時「Yeti」の時のように座金(ワッシャ-)部品がないので紛失の心配がなく作業も効率化できます!
BlueのCompassブロードキャストブームアームに取り付けてみた感じ!洒落てます
「Compassブロードキャストブームアーム」はある程度重量のあるマイクでもしっかりと支えてくれる丈夫な設計で配線を収納できるのでオススメですが、標準のマイクアームでも問題なく使用できます。
重量
本体重量は測ったところ530gでした。(※測り方や測定器によって誤差があると思いますがだいたいこんな感じ)
YetiとYeti Xの大きさ比較
Yeti使ってたのでちょっと年季の入った感じになってしまってますが・・・
実際「Yeti X」は少し小ぶりな感じで、持った時も体感としては「Yeti X」のほうが気持ち軽く感じました!
スペック
「Yeti」との比較です、変化あるところを「青文字」にしています!
製品名 | Yeti | Yeti X |
---|---|---|
カプセル | 3コンデンサー | 4コンデンサー |
極性 | 単一指向性/無指向性/双指向性 | 単一指向性/無指向性/双指向性 |
Bit深度 / サンプリングレート | 16-bit / 48kHz | 24-bit / 48kHz |
ゲインコントロール | 有 | 有 |
ヘッドフォン出力 | 有 | 有 |
高解像度LED メータリング | なし | 有 |
Blue VO!CEエフェクト | なし | 有 |
カスタムLEDライティング | なし | 有 |
出力 | USB | USB |
必要な電源/電源消費 | 5V 150mA | 62mA~203mA |
周波数特性 | 20Hz−20kHz | 20Hz−20kHz |
最大SPL | 120dB | 122dB |
寸法(スタンド装着時) | 12cm x 12.5cm x 29.5cm | 11cmx12.2cmX28.9cm |
重量(マイクとスタンド) | 1 kg | 1280g |
重量(マイクのみ) | 550 g | 519g |
ヘッドホン出力 | ||
インピーダンス | 16Ω | 最小13Ω、定格16Ω |
出力パワー(RMS) | 130 mW | 72mWrms(各チャンネル) |
周波数特性 | 15 Hz – 22 kHz | 20Hz – 20kHz |
S/N比 | 100dB | 100dB |
G HUB設定
G HUB管理ができるのも「Yeti X」の大きな魅力です!(Yetiの時はG HUBで設定管理はできませんでした)
マイクメニューでは、ゲインや「Blue VO!CE」のオンオフ、そのほかにも細かな設定が可能となっています。
「マルチファンクション スマートノブ」のLEDのカラーを好きなカラーに変更可能
特定のカラーが識別しやすいというユーザーによってもこのカスタマイズはすごく有り難い機能です!
背面にある指向性の表示LEDもカラー変更が可能。
ヘッドホン出力についても低音や高音の調整、そしてプリセットもいくつか用意されています。
感想
- USBマイクを探している人
- Yetiシリーズが好きな人
- リアルタイムボイスエフェクトを楽しみたい人
- 集音性がいいマイクを探している人
- カスタマイズ性の高いマイクを探している人
- 用途にあわせて指向性を使い分けたい人
- ASMRで配信や実況したい人
- ゲーム実況や配信者
使ってみた感想は、集音性が非常にいいです!
コンデンサーマイクなので集音性はやはり抜群です。
モニターに近い位置においてゲインをそこまであげなくてもしっかりと音を拾ってくれます。
G HUBで管理もしやすく、指向性を用途にあわせ変更することができるのでASMRや、最近注目されている音声だけのポッドキャスト使用にも最適なマイクになっています!
LEDでボイスレベルの視認性が格段にアップしたので自分の音声がしっかりと届いているのかも把握しやすいです。
これは間違いなくオススメ!