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配信ツール『StreamElements』がソフトバンク・ビジョン・ファンド2から約100億円を調達

配信サードパティーソフトウェア『StreamElements』がソフトバンク・ビジョン・ファンド2から1億ドル(約100億円)の資金調達を発表。

『StreamElements』はライブ配信および動画コンテンツ制作者向けに、ツールと機能を提供。

『StreamElements』は2017年設立。現在約170名の従業員(うち70名はイスラエル)

ライブ配信で利用できるアラート、投げ銭、ストリームオーバーレイなど、収益化やエンゲージメントを高めるさまざまなツールを利用できます。

競合には「StreamLabs」などがあります。

kappagen使用時 StreamElements(ストリームエレメンツ)で配信画面にスタンプを表示させるKappagen使い方

ソフトバンク・ビジョン・ファンド2から1億ドルを調達

今回のラウンドは、PayPal Ventures、MoreTechのほかに既存の投資家State of Mind Ventures、Pitango First、Menorah、Mivtach Shamirなども参加

StreamElementsの共同創業者で最高経営責任者を務めるGil Hirsch氏以下のように述べています、

「2017年にStreamElementsをスタートさせて以来、あらゆる規模のコンテンツクリエーターに素晴らしいプロダクトを提供し、伝説的なサービスを提供することで、クリエーター経済における主要なプラットフォームとなっている。今回の追加資金で、私たちはスタッフを強化し、複数のプラットフォームにまたがるコンテンツ制作者が好きなことをして生計を立てることができるようにする能力を強化し拡大しています」 と述べました。

資金は、成長をさらに加速させ、ライブストリーミングとVODのための新しいプロダクション、エンゲージメント、収益化ツールを開発し、既存のコミュニティに利益をもたらし、プラットフォームに新しい開発に使われる。

この次の成長段階に向けて、同社は経営体制を強化しており、共同創設者のGil Hirsch氏を最高経営責任者に、Yuval Tal氏をCOOに、Jason Krebs氏をCBOに、Udi Hoffmann氏をCFOに任命。

さらに今回の出資条件に基づき、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのシニア投資家である星野菜穂子氏が取締役会に加わる。

StreamElementsは現在Twitch、YouTube、Facebook Gamingのライブ配信者に強力なサービスを提供しているが、今回の資金調達により、YouTubeへのビデオのアップロードやTrovoのライブ配信者など、さらに幅広いクリエイターにリーチできるようになるという。

Twitch、Facebook Gaming、YouTube Liveにまたがる2万以上のビューとフォロワーを持つ上位コンテンツクリエイターの60%以上が、制作、エンゲージメント、収益化のためのダッシュボードとソースとしてStreamElementsを利用している。

今回の資金調達でStreamElementsは、オーバーレイ、チャットボット、チップ機能、アラート、アクティビティフィードなど、Trovoの類似機能を構築できるようになった。

StreamElementsは2017年Or Perry、Doron Nir、Gil Hirsch、Reem Shermanらがコンテンツ制作者の情熱を手助けする目的で設立。

プラットフォームにとらわれないアプローチで、オーバーレイ、アラート、チャットボット、商品ストア、チップなどの制作ツールとサービスを提供している。

今後の展開に注目しつつまた最新情報が入り次第記事にしたいと思います

公式発表ページ:https://blog.streamelements.com/streamelements-raises-100-million-fb73db0fbd22