マイク音質は聞き手に与える印象と聞きやすさを左右するので配信機材の中でも優先順位がかなり高い項目です。
皆さんはどのようなマイクを使って配信やオンライン会議をしていますか?
マイクといってもたくさんあるのでどれを選んでいいのかわからない人もいらっしゃると思います。
今回はダイナミックマイクの中でもハイパフォーマンスで有名なプロ仕様のSHUREから2001年発売された「SM7B」を紹介いたします。
今ではSM7Bはフォートナイトなどでも人気の配信者「Tfue」や「SypherPK」やその他多くのゲーム配信者も愛用している事でしられるマイクです。
SM7B特徴
- 低域ローカットと中域プレゼンスブーストスイッチを装備。
- 着脱式のウィンドスクリーン
- スイッチカバープレート付属
- パソコンの画面やスタジオ機器から生じるハムノイズをシャットアウト
SM7Bのショックマウントはスタンドの振動を低減するように最適化されています。(SM58は手で持ったときのノイズを低減するように設計)
またSM7シリーズは長い歴史があることでもしられており1976年発売され「SM7」は1982年マイケルジャクソンの名曲「スリラー」
1999年に「SM7A」が発売その後、後継機である「
今回はシュア様より実機を触らせていただいたので紹介させていただきます。
SM7B開封
内容物
- SM7B本体
- 近接用ウィンドスクリーン(大)
- 説明書
- 保証に関する情報
- 5/8-3/8変換ネジ
- マジックテープ
- スイッチカバープレート
接続はXLR端子なのでオーディオインターフェースとXLRケーブルの準備が別途必要となります。
ちなみに著者はオーディオインターフェース「YAMAHA AG03」を使用しています。
通常は標準ウィンドスクリーンを使用し「近接用ウィンドスクリーン」はボイスオーバーやラジオ放送のような近接用に使用します。
標準ウィンドスクリーンは壊さないように根元のプラスチックリング部分を掴んでゆっくりねじりながら引っ張っるとはずれます。
背面には2つのスイッチがあります。
- 「低域ロールオフスイッチ」:低域ローカット
- 「プレゼンスブーストスイッチ」:中域を強調
それぞれのスイッチはドライバーなどで切り替えることができ、上部に表示されているバーで設定を確認することが可能となっています。
5/8-3/8変換ネジが同梱されているので使用しているマイクスタンドにあわせてることができます。
スイッチカバープレートは背面のスイッチ部分につけることができます。
大きさ比較
重量
重量は832gくらいありマイクにはスタンドが必要なのでもしマイクスタンドがない人は別途マイクスタンドを購入しておきましょう
著者は「Blue Microphones Compass」のマイクスタンドをつかっています。
スペック
製品名 | SM7B |
---|---|
タイプ | ダイナミック(ムービングコイル方式) |
指向性 | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 50Hz~20kHz |
インピーダンス | 150Ω |
開回路感度 | -59dB re 1V/Pa |
コネクタ | XLR3ピン、オス |
サイズ | 最大幅96×高149×奥行190mm、 |
重量 | 765g |
付属品 | スイッチカバープレート、近接用ウインドスクリーン |
感想
「SM7B」は黒いカラーと形状で画面に映るとき高級感と存在感がカッコいいですね。
音質は低域特性が強化された上品な温かみのある音質が特徴なので最近よく拝見するラジオ配信なんかにもすごく相性が合いそうです。
またマイクは単一指向でマイクの形状が直線的なので音を拾う方向が把握しやすいという点でも使いやすさを感じました。
さらにパソコンの画面やスタジオ機器から生じるハムノイズをシャットアウトする機能(「ブーン」という音)搭載で、ノイズが他のマイクとくらべかなり少ない、というかほぼない。
パソコンを使った動画作成や実況、オンライン会議でも効果が高そうです。
ダイナミックマイクはコンデンサーマイクと比べ周囲の雑音が入りにくいのもメリットだと思います。
- ハイパフォーマンスなマイクを探している人
- YouTubeライブ配信やゲーム実況、オンライン会議に
- 見た目がカッコイイマイクを探している人
- プロ用マイクで配信をワンランク上げたい人
- USB接続できるマイクを探している人
- 安い価格のマイクを探している人
背面にはローカットスイッチや中域を強調するスイッチも搭載されているので使用環境にあわせて微調整ができるのも便利。
ただ価格は5万円くらいとけっして安くはないですが、現在では海外でも多くのゲーム実況者が愛用していていたり、長い歴史あるマイクなので長期で使用できるハイパフォーマンスな1台として余裕があれば絶対に買いの商品といえます。
ぜひ参考にしてみてください。