人気eスポーツチームFaze Clanは、Fortniteのプロプレーヤー「Tfue」を、会社を侮辱し、契約時の守秘義務違反であるとして訴えている。
5月にはTfueが契約に対して搾取的であったことを理由にチームを去ることになったが、そのときの内容に対する反訴である。
Fazeの言い分は、Tfueがこれまで配信、スポンサーから合計約21億3千万以上の収益を上げ、「この収入のほとんどをFaze Clanと共有していなかった。」と述べている。
さらに、Tfueが契約に対する機密情報と思われる情報を漏洩したり、公の場で同社を中傷した結果、現在在籍のプレイヤーや将来のビジネス取引に影響する可能性があるとして、反訴をおこしている。
TfueとFazeの訴訟の流れ
流れ
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チームFazeがTfueに対してブランド提携による収益の一部を支払わず、Tfueの収益が著しく下回ったとTfue側が訴訟。 - ②
Faze側は契約で「状況によって運営が最大80%の収入を得る権利がある」としたが、そうしたことは一度もなかったと主張。 - ③
Tfue側はFazeが搾取的な契約によって金銭的な利益を得ていたと主張し5月にチームを脱退。 - ④
FAZE側がTfueの行動によって現在のFazeチームメンバーに与える影響と契約の守秘義務契約に違反。深刻な被害を引き起こしたとして8月1日、ニューヨーク連邦裁判所に正式な反訴を起こした。
この二つの訴訟は別々に処理される予定。
Tfueの訴訟はカリフォルニアで起こされ、FaZeはニューヨークで訴訟を起こした。
日本ではお笑い事務所が契約に関して今注目されている中、海外ではeスポーツのチームも契約に関する問題が注目されている。
また最新情報入り次第記事にいたします!