Fortniteをプレイされている方はもうお気づきかもしれません。
Epic GamesよりEpic Gamesストアがリリースされました。
PCゲームといえば今までSteamが一強と言われてきましたが、Epic Gamesストアの登場によって、ゲーム制作側・開発サイドとゲームプレイヤー双方にとって選択がさらに自由に広がっていきます。
PCのゲームストアには
- Call of Duty BO4などで知られるBLIZZARD ENTERTAINMENTのBattle.net
- BattleField Vで知られるEAのOrigin
- Humble StoreやDMM、
- 最近ベータ版ストアが発表されたDiscord
などSteam以外でもオンラインゲームのストアが流通するようになってきました。
そして今回リリースされたのがEpic Gamesストアです。
▼サイトURL▼
そんなEpic Gamesストアのおすすめポイントを紹介していきたいと思います。
Epic Gamesストアでなにができるのか
Epic Gamesストアは、Fortniteをプレイしたことがある人にお馴染みのEpic Gamesランチャーより、ゲームの購入やプレイができます。
さらに、2019年を通して、2週間ごとに無料ゲーム1本を配信する予定ということ。
これは要チェックです。
第2弾:『Super Meat Boy』(12月28日~1月10日)
Epicがこういった無料ゲームのリリースに資金を提供してくれていることは、他のプラットフォームにはないサービスです。
現在はPCとMac向けの作品のみですが、2019年以降はスマホのAndroidやその他のプラットフォームのゲームにも順次対応していく予定とのことです。
ひよこ
Epic Gamesストアの使い方
❶まずは、EpicGamesnのHPより、Epic Gamesランチャーをダウンロードしてインストールします。
▼サイトURL▼
参考
Epic Games公式サイトSteam
❷ランチャーのホーム画面より右側メニューのストアを選択します。
ゲームの一覧が表示されます。左下はゲームの制作会社名、右側は金額になります。
❸お好みのゲームをクリックして各ゲームの紹介ページに進みます。
今回は無料ゲームのUNREAL TOURNAMENTをインストールしました。
また、左側メニューダウンロードよりインストールの進捗を確認することができます。
❹インストールが完了したら左側メニューライブラリページに先程インストールしたゲームが入っているので、そこから起動を押してゲームをスタートすることができます。
また、右下の歯車マークを押すと設定になります。ここから自動アップデートやアンインストールなどが行えます。
有料のゲームの場合、各ゲームに表示されている金額を押すと購入画面になります。
クレジットカード、Paypal、amazonの3つよりお支払い方法を選択します。
配信、実況やゲーム購入にも使えるPayPalアカウントの作り方
右側のお支払い料金の下にクリエイタータグを入力とあります。
Fortniteをプレイされている方は知っている人も多いと思いますが、お気に入りのクリエイターさんのタグを入力すると、そのクリエイターさんを応援することができる仕組みです。
特に余分に料金がかかるわけではないので、ぜひクリエイタータグを入力してみてはどうでしょうか。
▼Fortnite用ではありますが、クリエイターサポートについて紹介した映像になります▼
ワタさん
くま
ひよこ
Epic Gamesストアは制作開発サイドにも注目の仕組み
Epic Gamesストアがすごいところは、もうひとつ、制作開発側にも利益をもたらす仕組みがあることです。
なんと収益の88%は制作側の利益配分で、Epic Gamesの利益は残りの12%ということです。※タイトルの規模や販売本数による条件の変動は一切ないそうです。
通常他のゲームストアプラットフォームではUnreal Engineの使用料5%のロイヤリティが発生しますが、Epic Gamesストア経由ではEpic Gamesの利益分12%の中に含まれているそうです。
例えば、Steamと比較すると
利益配分はUnreal Engineの使用の場合、Steam側が30%の取り分、Unreal Engineの使用料5%のロイヤリティを差し引いた65%が制作側の利益となっています。
Steamでは最近、収益が1,000万ドル以上のゲームは、1,000万ドルを超えた分の利益配分は制作側75%でSteam側が25%へと調整、さらに、収益が5,000万ドルに達した場合は、5,000万ドルを超えた分の利益配分は制作側80%でSteam側が20%と変わりましたが、やはりEpic Gamesストアでゲームを販売した場合の利益分にはかないません。
また、Unreal EngineではなくUnityやその他のゲーム開発エンジンを使用したゲームでも同じ利益配分が確保されているそうです。
(Unityの場合、Unityを利用するために前もって必要なUnityライセンス料金は含まれません。)
そして、ゲームページとニュースフィードは、制作側で管理できるためストアにより広告が設置されたり、競合ゲームのクロスマーケティング等は行われず公平な仕組みになっています。
ひよこ
くま
まだスタートしたばかりのEpic Gamesストアですが、ゲーム制作側も、クリエイターも、ゲームをプレイする側もみんなが得をする仕組みが備わっています。
とりあえずは、14日から2週間の無料プレイゲームが始まるので是非インストールして使い方に慣れてみましょう。