8月12日におこなわれた「荒野行動」のeスポーツ決勝大会「荒野Championship-元年の戦い」において、大会へ参加「Digital gate gaming(DgG)」所属の「DgGZWEI」、「DgGteamEINS」による不正行為が荒野CHAMPIONSHIP運営事務局より発表され明らかになった。
8月16日、荒野CHAMPIONSHIP運営事務局より公表。
eスポーツチームが公式な大会でチーミングを行う行為は前代未聞となる。
荒野Championshipのお知らせ pic.twitter.com/ZHhGj8xihW
— 荒野CHAMPIONSHIP 事務所 (@KNIVESOUTCHAMP) August 16, 2019
2チームの処罰について「試合の公平性に妨害する行為」に該当するとし、3位入賞「DgGZWEI」の獲得賞金は没収。さらに両チームの成績を取り消し、最終順位の繰上がりを行なうことが発表
なんと「DgG」の監督から両チームの選手達へチーミングの指示が行なわれ5試合目にチーミングが発覚した模様。
チーム「DgG」は解散
また同日にeスポーツチーム「DgG」はチーム解散を表明
「DgG」運営の認識の甘さによるものとし、8月16日付でチームを解散することを発表した。
ご報告です。
DgGは本日を以って解散致します。
荒野チャンピオンシップで多大なる迷惑をかけた皆様、本当に申し訳ございませんでした。
短い間でしたがDgGを最後まで応援して頂いたファンの皆様、本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/BydamaeLd4— DgG(Digital gate gaming) (@DGGaming_OA) August 16, 2019
作戦を指揮していた監督のやあ氏と運営マネージャーである遊大氏はSNS上で辞任を発表
DgGの解散についてはまたご報告させて頂きますが、僕自身は責任をとりDgGを辞めます。
それと同時に解散になる可能性はとても大きいです。
運営様、出場チームの皆様、ファンの皆様、この度は大変申し訳ございませんでした。— 遊大🐯 (@mikado_udai) August 15, 2019
精一杯頑張って賞金を目指している他の選手達に対し悪質な違法行為であり、ゲームを愛しているものであれば通常考えられない。
ましてや日本のeスポーツチームを名乗る組織で行われていたことは大変遺憾である。
しかし、今回の件に関して選手側は監督に従うしかない状況であった点を考えると、選手たちは今後またどこかで活躍していってほしい気持ちもある。
日本におけるeスポーツ業界が良い方向へ進んでいくことを願っております。