中国メディア「新浪(Sina.com)」によると、中国のライブストリーミングプラットフォームである「斗鱼(DouYu)」が、日本での事業拡大を目指しているという。
日本市場への進出では、三井物産と合弁会社を設立する計画。
人気の配信者を採用することに加えて、DouYuは日本のプラットフォームにコンテンツやeコマース要素を追加する計画だ。
DouYuは将来的に、収益性の向上と海外での拡大に注力するという。
同社は7月初日ニューヨーク証券取引所で7億7500万ドル(約826億円)の資金を調達に成功。日本への参入は調達後の第一歩となる。
中国版Twitch「Douyu TV」
DouYuが新しい市場に進出するのは今回が初めてではない。
2017年6月に、DouYuは中国のモバイルライブ配信プラットフォームNonoliveに投資し、東南アジア市場への事業運営するために深圳に支店を設立。
さらに同社は東南アジア市場への拡大のため、2018年にライブストリーミングプラットフォームのDoYoをローンチした。
公開データによると、日本のライブストリーミング市場は2022年までに500億円(3億8000万ポンド)から3600億円(27億2000万ポンド)に成長すると予想される。
DouYuにとって、日本でのライブストリーミングプラットフォームのローンチは、ナスダック上場に成功した後の大事な第一歩となる展開だ。