2019年7月24日、PC周辺機器を手がけるCORSAIRが、フロリダ州マイアミにあるカスタムPC製造会社ORIGIN PC Corpを買収した。
ORIGIN PCはCORSAIR内の独立したブランドとして残り、CORSAIR製品を使ったカスタムPC製造を開始します。
CORSAIRは、eスポーツ業界において「Team Envy」、「Invictus Gaming」、「BIG」、「Dota2CORSAIR DreamLeague」などのスポーツチームを支援していることでも知られる。
2009年設立のORIGIN PCは、ハイエンドのゲームに対応したデスクトップおよびノートパソコンに重点を置いていますが、オフィス用に構成されたPCや、企業および政府機関のクライアントにも対応
ORIGIN PCとCORSAIRの今後
ORIGIN PCはCORSAIRの傘下のブランドとして継続し、コルセア製のマウス、ヘッドセット、ストレージ、RAMなどコンポーネントや周辺機器に対する取り組みを補完していくことになる。
CORSAIRの創設者でCEOのAndy Paul氏は次のようにコメントを発表
「ゲーム機(コンソール)からゲーミングPCへの移行が進む中、ゲームPC市場は拡大し続け自作でシステムを構築するよりもすでに組まれてあるカスタムPCを購入することを北米ユーザーは好む傾向があるため、より多くのサービスを提供したいと考えていました。」
「カスタムゲーミングシステムにおけるORIGIN PCの専門知識、ハードウェアにおけるCORSAIRの強みとiCUEソフトウェアエコシステムにより、PCゲーマー向けの新しいゲーム体験への取り組みに興奮しています。」と述べた。
Paul氏のコメントから、両社は連携して製品を共同開発する予定だ。
このことにより、CORSAIRのHydro Xシリーズカスタム冷却システムは、一部のORIGIN PCモデルで利用可能になります。近い将来にさらなるコラボ商品も計画されている。