アメリカのカリフォルニア州サンディエゴで9月26日、TwitchConが行われ同時にTwitchで人気配信者によるゲーム大会も行われ盛大にもりあがりました。
動画はTwitch配信で人気のNick氏のTwitchConでの様子
その中でおこなわれた発表が公式ブログにてまとめられている。
オープニングセレモニーでCEOのEmmett ShearがEzekiel_IIIと語り、新たに開発された新機能を発表しました。
発表された内容の詳細を以下にまとめました。
Twitch Studio:11月より全ユーザーへ
「Twitch Studio」が11月から全ユーザーで利用可能になります。これで高品質な配信設定が不要OBSやXSPLITなどを使わず配信ができるようになります。
Twitchは今年8月8日PC用のデスクトップアプリ「Twitch Studio」のベータ版を発表しました。その機能が11月には全ての配信者の皆様にご利用いただけるようになります。
リリース時に通知を受けたい場合は、こちらからご登録ください。
Twitch Studioには、新規配信者が配信を始める手助けとなるガイド付きセットアップや、カスタマイズ可能な使いやすいテンプレート、アクティビティーフィードやチャット、アラートが用意されています。
これにより、新規配信者でも視聴者とコミュニケーションを取りながら配信できます。
クリエイターダッシュボード:10月某日実装予定
配信者がクイックアクションで簡単にカスタマイズできるようになります。
配信者ウェブ用ダッシュボード画面が新しくなりカスタマイズ可能となり、配信体験が一新されます。
この機能は10月に新しいダッシュボードに実装されるとのこと!
また、新規配信者向けに、配信のクオリティを高める手助けとなるアシスタントの提案やヒントも含まれています。
チャンネルページ更新:来年2020年後半実装予定
視聴体験の向上と、配信者の皆様にさらなる自己表現の手段を提供するために、チャンネルページのデザインを変更します。
TwitchConでプレビューが公開されましたが、来年の後半からリリースが始まる予定です。
新たなチャンネルページでは、チャンネルのトレーラーを作成したり、配信スケジュールを公開したり、より詳細な情報を提供して、あなたとあなたのチャンネルについて新たな視聴者にもっと知ってもらえるようになります。
チャンネルポイント:2020年1月から
チャンネル独自のポイントシステムが、2020年1月からアフィリエイトとパートナーのチャンネル上で利用可能に。
視聴者はこれまで通りに配信を楽しみながらポイントを獲得し、それをティア1スタンプやメッセージの強調表示、配信者がカスタマイズした報酬などに引き換えることができます。
Mixerのスパークのような機能と似ています。
現在、一部の配信者を対象にテストを行っていますので、正式リリース前にいち早く試してみたい方は、こちらからご登録ください。
モデレータービュー:2020年春実装予定
モデレータービューにモデレーターの仕事をしやすくする、カスタマイズ可能なチャンネルモードが新たに導入されます。
現在モデレーターが使用している全ツールに加えて、AutoModが保留したメッセージに素早くアクションを行う機能や、オンライン状態のモデレーターを確認できる新たなツールが追加される他、チャンネル上の全てのモデレーション行為のログも含まれます。
これは来春リリース開始予定です。
発展
配信は努力と才能が求められる大変な作業です。そんな頑張りに報いることができるように、より良い方法をより多く提供したいと考えました。
iOSでサブスク
いよいよ10月から、視聴者がiOS版Twitchアプリから、お気に入りの配信者にサブスクライブできるようになります。
iOSからの視聴者は、トークンを個別またはバンドルで購入し、それをお気に入りのチャンネルで最大12ヶ月までティア1のサブスクに引き換えも可能。
サブスクライバーはカスタムスタンプやサブスクライバー限定コンテンツへのアクセスなど、通常と同じ特典をすべて利用できます。
また、配信者も通常と同額の収益を受け取れます。
広告体験のアップデート
視聴者と配信者のの皆様の広告体験を向上させるために、複数のアップデートが行われ今後2週間に以下の変更が始まります。
- アフィリエイトの皆様全員が広告から収益分配を得られるようになります。また、アフィリエイトやパートナーではないチャンネルからは広告動画がとり除かれます。これにより、配信者のチャンネル上の広告動画は、そのチャンネルをサポートする広告のみとなります。
- アフィリエイトとパートナーは、配信中に定期的に広告を流すことで、自身のチャンネル上のプレロール広告を無効にできます。また、すべてのゲームカテゴリーでピクチャー・バイ・ピクチャー(横並び)の視聴が導入され、広告が再生されている間に配信を見逃すことがなくなります。
- また、広告の音量を他のコンテンツの音量と標準化するなど、満足度を向上させるための変更を行いました。
これは現在進行中の広告体験の改善の始まりにすぎません。今年中には、広告を流す際に得られる収益の概算が表示されるようになり、広告を流す前にそれでどれくらいの収益が得られるのかを配信者が把握できるようになります。
かなりたくさんの変更とアップデートがおこなわれ配信者と視聴者にとっていい配信環境が整ってきてるようです。
さらに、来年のTwitchConの開催日も発表されました。
また最新情報入り次第記事にいたします!