Nvidiaが提供するクラウドゲームサービス『GeForce Now』のクローズドベータ版の応募、なんとか2次に当選したので早速使用感をレビューしていきたいと思います。
『GeForce Now』
『GeForce Now』はNvidiaが運営するクラウドゲームサービスです。
NvidiaはゲーミングPCのGPU(コンピュータのグラフィックス処理や演算処理を行う部分「通称:グラボ」)を開発している会社といえばわかりやすいかもしれません。
- クラウド上でデータ保存される
- スマホやMacで非対応のゲームがプレイできる(例:スマホでエーペックスレジェンズなど)
- サーバー側で処理を行うためスペックが低いPCやスマホでも楽しめる
- 対応端末:Mac OS 10.10以降、Windows 7以降(64bitのみ)、Android OS 5.0以降、メモリ2GB以上
- 1980×1080(フルHD)/60FPS対応
アカウント登録までの流れ
GeforceNowの登録後、Nvidiaの登録(もしくはリンク)と2段階登録作業があったのでここは少し煩わしさを感じてしまいました。とはいっても公式ページの設定方法を確認しながらやれば全然問題ないと思います。
- メールのリンクからGeforceNowのアカウント登録
- NvidiaとGeforceNowのアカウントをリンク(Nvidiaアカウントがない場合は新規作成)
- 専用アプリインストール
具体的な登録方法は公式ページも参考にしてみてください。
GeforceNow登録はスマホからも可能。
登録完了後は専用アプリからゲームをプレイできます。(画像はGeforceNowのPC用アプリとスマホ用アプリ)
GeForceNowの画面
ホーム画面(PC版)
ホーム画面はゲームタイトルの検索、設定画面、アカウント情報などがあります。
設定画面
サーバーの場所はプルダウンになっているものの現在は一択のみ。
設定画面ではストリーミング品質の設定が可能。
ストリーミング品質:カスタム設定内容
ストリーミング設定項目の詳細は以下。カスタムでは「フレームレート」「ビットレート」「解像度」の変更可能。
- バランス:使用可能なバンド幅を充分に活用し、可能な限り高い画質とゲームプレイを実現(1時間あたり10GB使用/1080p/最大60FPS)
- データセーバー:プレイ中に使用するデータ量を最小限に抑えながら、高画像とゲームプレイを実現(1時間あたり4GB使用/720P/最大60FPS)
- コンペティティブ:ストリーミング設定を最適化して、ゲームプレイ中の可能な限り低いレイテンシを実現(1時間あたり6GB使用/720P/最大120FPS)
- カスタム:ストリーミング設定をカスタムエクスペリエンスに合わせて調整。
カスタムモードのフレームレート選択は60FPSが限界のようですが、コンペティティブにすることで解像度は720Pに落ちますが、フレームレートは120FPSまで上げることが可能なようです。
スマホやMac、低スペックPCでプレイするにも全然問題ないと思います。
カスタムモードの解像度は以下。1080P(フルHD)まで対応しているようです。
ゲームを起動
さていよいよ起動です。
例にフォートナイトを起動します。とはいってもとても簡単です、プレイを押せば開始!
ゲームタイトルによってログインが求められます。フォートナイトの場合はエピックゲームへログイン。(初回のみ)
通常通りプレイ可能
PC画面
スマホ画面:アンドロイド端末(ファーウェイ p30lite)
起動クリック後、およそ2分くらいでプレイ可能な状態になり体感ではアプリから起動するより早かったです。
操作はコントローラーをブルートゥースで接続が必須でした。画面タップはできますが、フォートナイトアプリのようにコントローラーなしでのプレイはできないです。
ゲーム終了は画面左のオプションから「ゲームを終了」で簡単に終了することができます。
さすがにフォートナイトはゲーミングPCとくらべると動きにノイズっぽいのもはありましたがプレイに支障がでるほどではなかったです。今後詳細は記事にいたします。
まとめ
- Macやスマホ、低スペックPCでもプレイ可能
- データ処理はサーバー側で行うため低負荷
- スマホ非対応のゲームが遊べる
- 起動が速い(スマホだとフォートナイト約2分)
- 低スペックPCでもGeforceNowは最高120FPSまで可能
- スマホ版はブルートゥースコントローラー接続必須
- 日本版の月額がいくらになるかはまだ不明
北米と欧州では3カ月無料後、月額4.99ドル(約550円)となっているようですが、日本版の月額がいくらになるか気になるところではあります。
今後各ゲームタイトルの使用レビュー記事や新しい情報など追加していきたいと思います。